11月9日(日)、鎌倉市内にて鎌倉散策が行われました。毎年恒例となった鎌倉散策には、今年も多くの方が参加してくださいました。
朝9時半、ちょっと早めに集合した学生たちは、行事幹事(行事の企画・運営を担当するROTEXメンバー)に注意事項を説明されました。
今回は、6名ずつのグループに分かれ、配られたプリントを参考にしながら、お寺や神社の場所を探したり、クイズに答えたりする、ウォーク・ラリー形式が取り入れられました。これまでとは一風変わった鎌倉散策です。
10時になると、各グループが時間差を置いて出発しました。小町通りを歩きながら、クイズに1つ1つ答えていきます。小町通りは、鎌倉でも有数のお土産が揃う場所。学生たちはよそ見をせずに、クイズに答えていけたのでしょうか。ウォーク・ラリーのコースは、小町通りから源実朝と北条政子の墓があるといわれている寿福寺、鶴岡八幡宮、源頼朝の墓を経て、覚園寺と続きました。
午後12時半、各グループが覚園寺に到着し、ご住職のご長男にお寺の中を案内してもらいました。説明はかなり細かく、なおかつ英語も交えて行っていただけたので、今年の夏に来日したばかりの学生たちも充分楽しめたようです。ROTEXメンバーは、立派な英語にただただ感心するだけでした。また、「とてもじゃないけど、英語で仏教の説明はできない」と、弱音も聞かれました。派遣学生時代にがんばって覚えた英語も、年月とともに忘れていってしまうようです。
なお、覚園寺は大変きれいに整備されており、本堂は周りの木々と見事に調和し、鎌倉時代特有の大胆で力強いイメージがそのまま残っています。なお、薬師如来は国の重要文化財にも指定されている、大変貴重なものです。
覚園寺を午後1時半すぎに出発し、徒歩で浄妙寺を目指します。浄妙寺では、座禅を組むことになっていますが、来日学生は「ザゼン?」と何をやるかよく分かっていない様子。ROTEXメンバーの顔には、うっすらと意味深な笑みが浮かびました。なお、浄妙寺は昨年もお世話になったお寺ですが、そのときはお茶をいただいただけ。今年のような、修行体験(?)はありませんでした。
2時ちょうどに浄妙寺に到着すると、さっそくご住職のお話を伺います。座禅をする意味や効果など、大変興味深い内容ばかりでした。座禅は10分間のものを2回行い、2回目には、全員が警策(けいさく)で打っていただけることになりました。座禅を組んでいると、普段は気づかない音や空気感に気づかされます。気持ちがリフレッシュするとは、まさにこのことなのだと思います。
今回の鎌倉散策で思ったのは、身近にある「日本」です。鎌倉は古都であるがゆえ、こうした貴重な街並みが残されていますが、意外にも日本全国、至るところに歴史が感じられる場所があります。今回の鎌倉散策を契機に、派遣学生や来日学生が、身近な「日本」を見つけてくれれば、こんなにもうれしいことはありません。
最後になりましたが、今回も参加してくださった青少年交換委員長の加藤さん、ガバナー事務所の柚木さん、ご協力ありがとうございました。 |