国際ロータリー第2780地区
ホーム/行事/2003年度/歌舞伎鑑賞会
ROTEXとは 活動方針 留学するには行事報告 写真 ROTEX REPOTS

6月21日、毎年恒例のロータリー行事、歌舞伎鑑賞会が2590地区(横浜・川崎)と合同で行われました。会場は国立劇場。演目は「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」でした。

開演に先立って、歌舞伎役者・澤村宗之助により歌舞伎の歴史、舞台装置、音楽性、などが説明されました。
  今年は歌舞伎が誕生してちょうど400年目にあたるそうです。その長い歴史の中で生み出され、磨かれてきた数々の工夫は、まず舞台装置から窺い知ることが出来ました。
  舞台を部分的に持ち上げる迫力ある「せり」、客と役者の間に一体感を与える「花道」、などその独自性には驚かされました。舞台の一部を大胆に回転させてしまう「回り舞台」などは、その高い実用性から現在では海外の多くの劇場においても採用されているそうです。
  また、音楽性もとても豊かで、台詞にはきれいな抑揚が効いていましたし、人が歩く時に打つ拍子木の調子もその性別によりはっきりと区別されていました。大太鼓に至っては、様々な調子を用い、風、雨、波、そして雪さえも表現していました。
  それらから歌舞伎を創り上げて来た多くの人々がいかに鋭く人間を、自然を観察してきたかが伝わってきました。

上演された「与話情浮名横櫛」は徳川時代の市民生活を題材にとった「世話もの」と呼ばれる部類のものでした。
  「時代もの」にあるような迫力ある殺陣や派手な隈取などは見ることが出来ませんでしたが、「世話もの」特有の雅さ、写実性を楽しむことが出来ました。来日学生たちは英語のイヤホンガイドによる説明を伴い、効果的に鑑賞することが出来ました。また、中には日本語のイヤホンガイドを利用した勉強熱心な来日学生もいました。
  座席は舞台から離れた3階席でありましたが、実はそこは「通の席」。「萬屋!」「成駒屋!」などひいきの役者の屋号を大声で送る「大向こうさん」と呼ばれる人たちを近くに、歌舞伎を鑑賞することが出来ました。
  3幕にもなる長丁場、ゆっくりとした物語の展開などのため、半ばで疲れてしまった学生もいたようですが、全体として日本の伝統芸能に触れるよい機会でした。学生たちは今回のことをしっかり復習しておきましょう。
  今回もご尽力されたロータリアンの方々、どうもありがとうございました。

サイトマップ/注意事項/問い合わせ
COPYRIGHTS (C) 2008 ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2780 ROTEX. ALL RIGHTS RESERVED.